✅ 1. 用語の概要比較
用語 | 正式名称 | 機能の概要 | 主な対応機器例 |
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VRR | Variable Refresh Rate | 映像のズレやカクつきを減らし、なめらかに表示する機能 | PS5 / Xbox / HDMI 2.1テレビ |
ALLM | Auto Low Latency Mode | ゲーム起動に連動して、自動で低遅延モードに切り替える | PS5 / Xbox / HDMI 2.1テレビ |
FVA | Flexible Variable Refresh Rate | Samsung独自の進化型VRRでより滑らか&応答性も高い | Samsung製テレビ |
✅ 2. 各機能の詳細と使い方(PS5対応)🔄 VRR(可変リフレッシュレート)
- 映像の「ティアリング(ズレ)」や「カクつき」を防止
- ゲームごとのフレームレート変動に応じて画面更新を調整
- PS5対応ゲームで特に効果的(FPSや高速動作ゲームにおすすめ)
🛠 PS5での設定方法:
[設定]→[スクリーンとビデオ]→[映像出力]→[VRR]を「自動」または「オン」
💡 備考:
・HDMI 2.1対応テレビが必要
・一部ゲームはVRR未対応(対応リスト要確認)
⚙ ALLM(自動低遅延モード)
- ゲーム開始と同時にテレビが自動で「ゲームモード」に切替
- 操作と画面のズレが少なくなる(入力遅延低減)
- リモコン操作や手動設定不要
🛠 PS5での設定方法:
PS5本体にALLMの明示的な設定項目はありません。<br> HDMI 2.1対応テレビがALLMに対応していれば、自動的に切り替わります。
💡 備考:
・ALLM非対応のテレビでは手動で「ゲームモード」に切り替える必要あり
・映像処理が最小化されるため、画質より操作性を重視する場面に最適
🧠 FVA(Flexible Variable Refresh Rate)
- VRRをさらに最適化したSamsung独自の技術
- 応答速度・フレーム安定性が向上し、動きの激しいゲームで快適性アップ
- PS5では「VRR」として認識され、機能自体は有効
🛠 PS5での設定方法:
VRRと同様に、PS5側は設定不要。<br> [設定]→[スクリーンとビデオ]→[映像出力]→[VRR]を「自動」に設定しておけば動作します。
💡 備考:
・FVAはSamsung製ディスプレイ専用(他社製品では表示されません)
・PS5は「FVA」という名称を表示しませんが、内部的にVRRとして動作します。
✅ 3. 対応状況まとめ(早見表)
機能名 | PS5で使用可能 | テレビ側の要件 | ケーブル要件 | 備考 |
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VRR | ✅ 対応 | HDMI 2.1 & VRR対応 | HDMI 2.1(Ultra High Speed) | ゲーム側も対応している必要あり |
ALLM | ✅ 対応 | ALLM対応テレビ | HDMI 2.1 | 手動切替不要。テレビにより機能差あり |
FVA | ✅ VRRとして動作 | Samsung FVA対応テレビ | HDMI 2.1 | PS5上では「FVA」と明示表示されない |
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対応解像度 | 対応機能 | 製品品番 |
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✅ 8K@60Hz / 4K@120Hz(HDMI2.1) | VRR / ALLM / FVA 対応 | ▶ DHD-DSP12-8K |
※ VRR / ALLM / FVA は、HDMI 2.1準拠かつ 4K@120Hz 対応の環境でのみ有効です。
1080p@120Hz ではこれらの機能は使用できませんのでご注意ください。
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