「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」とは?
臨場感が別次元!映画館のような立体的な音に包まれる体験。
それを自宅で味わえるのが、「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」という次世代音声フォーマットです。
Dolby Atmosの特徴
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サラウンド構成 | 高さ方向を含む3D音響(7.1.4chなど)対応 |
| 音の表現 | 「チャンネル」でなく「オブジェクト」として音を配置 |
| スピーカー配置 | 天井スピーカーやアップファイア型サウンドバーに対応 |
| 映画・ゲーム対応 | Netflix・AppleTV・Disney+、PS5・Xboxなど多数対応 |
| 必要なHDMI規格 | eARC対応推奨(高ビットレート伝送のため) |
Dolby Atmosで何が変わる?
- 🔊 鳥が頭上を飛び、雨が天井から降り注ぐような「上下の音場表現」
- 🎮 ゲーム内で敵が真上にいる/爆発が背後から来るのが「音だけでわかる」没入感
- 🎼 音楽ライブで、観客の歓声やホールの残響がリアルに広がる体験
Dolby Atmosを楽しむには?
| 必要なもの | 説明 |
|---|---|
| 対応コンテンツ | Netflix、UHD Blu-ray、Atmos対応ゲームなど |
| 対応プレーヤー/デバイス | PS5、Xbox、Fire TV Stick 4K Max など |
| 対応オーディオ機器 | Atmos対応サウンドバー・AVアンプ・スピーカー |
| 対応HDMI機器 | eARC対応テレビ・分配器・HDMIケーブルなど |
よくある誤解と注意点
| 誤解 | 正しい情報 |
|---|---|
| 「ARCでもAtmos出るでしょ?」 | → 圧縮形式ならOKだが、ロスレスAtmosはeARCが必要 |
| 「普通のサウンドバーでもOK?」 | → Atmos対応モデルのみが上下の音を再現可能 |
まとめ:Atmos対応機器を正しく組み合わせよう
Dolby Atmosの真価を引き出すには…
- 🎮 対応ゲーム機(PS5等)
- 🖥️ eARC対応テレビ・分配器
- 🔊 Atmos再生可能なオーディオ機器
- 🔌 高品質なHDMIケーブル(Ultra High Speed)
- すべてが対応してはじめてフル体験が可能です。
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- ✅ eARC対応 マトリックス: ▶ DHD-MTX42-8K-eARC
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💡eARC非対応モニターでもDolby Atmosを楽しめる!
高価なeARC対応テレビを新たに購入する必要がなく、既存のモニター+Atmos対応サウンドバー構成で臨場感あふれる立体音響をお楽しみいただけます。
「eARC非対応でHDMI 4K分配器なのになぜeARC非対応モニターでもDolby Atmosを再生できるのか?!」というご質問をよくいただきます。
実際には、HDMI分配器を用いることで、モニターのeARC非対応環境でもDolby Atmos音声をサウンドバーやAVアンプへ伝送することが可能です。
ここではその仕組みと注意点を分かりやすく解説します。
🔧 仕組み(Dolby Atmosを通す原理)
通常、テレビ(モニター)のeARC端子がない場合、HDMI入力された音声をそのまま外部オーディオ機器へ送り返すことができません。
しかし、HDMI分配器(またはeARC変換アダプター)を使用することで、入力機器から出力される映像と音声をそれぞれに分けて伝送できます。
つまり、映像はモニターへ/音声はeARC対応サウンドバーへ同時に出力できるため、モニターがeARC非対応でもDolby Atmos信号がパススルーされる仕組みです。
接続構成例:
入力:ストリーミングデバイス(Fire TV / PS5 / Blu-rayなど)
出力1:モニター(eARC非対応)
出力2:Dolby Atmos対応サウンドバー/AVアンプ(eARC対応)
※【重要】注意:HDMI入力端子を持たないまたサウンドバーがeARCに対応している必要があります!
📡 接続・設定のポイント(HDMIケーブル3本で構築可能!)
- 分配器のHDMI IN(入力)にストリーミングデバイス(Fire TV / PS5 / Blu-rayなど)と接続します。
- 分配器のHDMI OUT1(出力1)テレビのHDMI端子(eARC非対応でもOK)に接続します。
- 分配器のHDMI OUT2(出力2)サウンドバーのHDMI IN(入力)と接続します。
- サウンドバーのHDMI OUT(eARC)は接続不要・使用しません!
- Dolby Atmosを利用する場合は、再生機器・再生音源・ケーブル・アンプすべてがAtmos対応である必要があります。
- Fire TV StickやPS5は、音声出力設定を「自動」または「Dolby Atmos対応出力」に設定してください。JBLサウンドバーではHDMI CECをON、サラウンド音響-Dolby Digital Plusにチェック入れてください。(各社の名称は違うため、正しく設定を行いましょう!)
- Dolby Atmos音源であるか否かはサウンドバーのマニュアルをご参考ください。
⚠️ 注意事項
- 本構成はDolby Atmosなどの高音質音声をパススルーするためのものであり、モニター自体からAtmos音声を再生できるわけではありません。
- 映像が出ないなどの場合は、HDMI OUT1(出力1)とHDMI OUT2(出力2)の接続を入れ替え、分配器のEDIDの切り替えを行いましょう。
- Dolby Atmos再生には、HDMIケーブルがプレミアムハイスピード規格(18Gbps)以上であることが必須です。
- HDMI入力端子を搭載していないサウンドバーでは接続先がなく、本構成ではご使用いただけません。
- Dolby Atmos信号を受け取るには、サウンドバーやAVアンプ側にHDMI eARCに対応している必要があります。
🛒 eARC非対応モニターDolby Atmosパススルー推奨分配器
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- ✅ HDMI分配器 1入力4出力(4K@60Hz): ▶ DHD-S14IH
- ✅ HDMI分配器 1入力8出力(4K@60Hz): ▶ DHD-S18IH
- ✅ HDMI分配器 1入力16出力(4K@60Hz): ▶ DHD-S116IH
- ✅ HDMI分配器 1入力2出力(4K@60Hz)音声分離: ▶ DHD-S12SA
- ✅ HDMI分配器 1入力4出力(4K@60Hz)音声分離: ▶ DHD-S14SA
- ✅ HDMI分配器 1入力2出力(8K@60Hz): ▶ DHD-DSP12-8K
- ✅ HDMI分配器 1入力2出力(8K@60Hz)音声分離: ▶ DHD-DSP12A-8K
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